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TSUTAYA閉店ラッシュの理由。DVDをレンタルする時代は終わった

TSUTAYA閉店ラッシュの理由 イメージ

TSUTAYAの店舗が全国規模で続々と閉店し、TSUTAYAを愛用している人々が悲しみの声を上げています。

TSUTAYA閉店ラッシュの理由

TSUTAYAが次々と閉店に追い込まれている背景には3つの大きな原因があります。

動画配信サービス(VOD)の台頭

TSUTAYA衰退の最も大きな原因は、HuluU-NEXTなどの定額制動画配信サービスの登場でしょう。

TSUTAYAのようなレンタルショップは、DVDを貸し出すためにたくさん在庫しなければなりませんが、どんな作品が人気になるかは完璧には予測できません。そのため、店舗やバイヤーのセンスによって品揃えが変わります。これでは観たい作品があったりなかったりするため、ユーザーにとっては不便ですよね。

さらに実店舗はスペースに限りがあるため、取り扱える作品数にも限界があります。TSUTAYAの棚には同じ作品のDVDとブルーレイが並んでいますが、これは非効率的としか言いようがありません。

VODなら観たい作品を検索すれば簡単に見つけられる上、ユーザーが好きな画質を自分で選べて、わざわざ出かける必要もないなど、TSUTAYAの弱点を完全に克服してしまいました。

企業にとってVODは優秀なビジネスモデルであり、ユーザーにとっても便利なサービスなのです。

VODの普及によって、TSUTAYAのビジネスモデルは時代遅れになってしまいました。

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そもそもTSUTAYAに行くのは面倒だった

DVDは形あるものなので、借りるためにはどうしてもレンタルショップに行く必要がありました。

しかし、今ではスマホでいつでもどこでもVODやYoutubeが楽しめるようになったことで、「DVDを借りるためだけにTSUTAYAに行くというのは面倒」という、当たり前のことに人々は改めて気付かされたのです。

TSUTAYAにDVDを借りに行き、在庫があるかどうかもわからない状態でDVDを探し、借りて観た後は再びTSUTAYAまで返却しに行くー

日々の仕事の忙しさや人間関係に疲れている現代の人々には、映画を観るためだけにそれだけの時間と手間をかける余裕も、またその必要もありません。

もっと手軽にエンターテイメントを楽しむ方法がいくらでもあるのですから。

エンターテイメントの楽しみ方が多様化した

ヒカキンやはじめしゃちょーなどのYoutuberの登場によって、日本にも空前のYoutubeブームが到来しています。

その影響もあってか、今まで観る側にいた人々が作る側に立つことも増えました。

Youtuberでなくても、個人がスマホで動画を撮影してアプリで簡単に編集でき、さらにSNSであっという間にシェアすることができます。

個人がコンテンツを作れる時代になったことで、当然観る側の選択肢も増えることになります。テレビドラマを観るよりも、友達が作った動画を観るほうが楽しいという人がたくさんいるわけです。

ドラマや映画を観るには1時間から2時間という時間が必要ですが、今ではYoutubeで5分だけ動画を観るという文化もすっかり定着していますよね。

ひと昔前なら、動画といえばDVDを観るか、映画館に行くか、テレビを観るかという選択肢しかありませんでした。

しかし現在ではYoutubeをはじめとする動画視聴サービスに加え、音声配信コンテンツやInstagram、TwitterなどのSNSの普及、また個人のライフスタイルの変化によって、エンターテイメントに対するニーズも多様化しています。

今後もSNSや音声・動画コンテンツのプラットフォームの進化、あるいはVRやARなどのテクノロジーの進歩とともに、個人がエンターテイメントを楽しむ方法はさらに多様化していくでしょう。

そんな時代に、DVDを貸し出すというサービスはユーザーに価値を提供することができないのは当然のことかもしれません。

TSUTAYAの閉店情報

TSUTAYAは2017年だけで70店舗以上、続く2018年にも80店舗以上が閉店となっているようです。

2018年2月には、東京の旗艦店であるTSUTAYA恵比寿ガーデンプレイス店が、24年間に渡る歴史に幕を下ろしました。

2019年に入ってからもTSUTAYAの閉店ラッシュは続いています。

下記のサイトに閉店情報がまとめられています。

開店閉店.com

もうTSUTAYAに行く理由がなくなってしまった

DVDをたくさん借りたものの、急に忙しくなって結局観る時間が無かったり、そのうえ返却を忘れていて延滞金を取られたりすることも珍しいことではないでしょう。

VODならいつでも好きな作品を手軽に観られるので、映画を観る回数も明らかに増えました。

海外ドラマを試しに1話観てみたら、続きが気になって仕方ないという経験がある人も多いと思います。そんな時にお店まで行かなくても、続きが観たくなったらその瞬間に観られるというのは最高です。レンタルでは、どうしたってこの便利さには勝てません。

TSUTAYAには長い間お世話になったので少し寂しい気もしますが、もはや認めざるを得ません。

もうDVDをレンタルする時代は終わったのだと。

DVDレンタルから、定額制動画配信の時代へ

HuluU-NEXTをはじめとしたVODサービスには、実店舗でのレンタルにはない様々なメリットがあります。

DVDを借りるために出かける必要がない

DVDを返却する必要がない

・在庫切れ(貸出中)がない

延滞がないから、延滞料金を気にする必要がない

・いつでも好きな時に映画を観られる

・テレビがなくてもパソコン、スマホ、タブレットで観られる

・映画をたくさん観る人にとっては料金もレンタルより割安

まさに忙しい現代人にマッチしたサービスの在り方です。

VODの普及によって、TSUTAYAはビジネスモデルの転換を余儀なくされています。

動画コンテンツ市場の拡大によってTSUTAYAが衰退するとは何とも皮肉なことですが、この流れが今後ますます加速していくのは間違いありません。

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