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映画【グレイテスト・ショーマン】の感想レビュー・あらすじと見どころ

グレイテスト・ショーマン イメージ

『グレイテスト・ショーマン』は、圧倒的なパフォーマンスと素晴らしい音楽で大ヒットを記録した、2017年の話題作です!

楽曲を手がけるのは、『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞した、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。

全英アルバム・チャートでは、6週連続で1位を獲得。

2019年の時点で、全世界で累計600万枚以上の売上を記録しています。

今までミュージカル映画を見たことがない方でも、楽しめる内容となっています。

【グレイテスト・ショーマン】を観た感想

グレイテスト・ショーマン イメージ引用 : https://eiga.com

私がこの映画を観終わった直後の感想は「今すぐサントラを買って、家でグレイテスト・ショーマンごっこをしたい!」でした。

それほど劇中の全ての楽曲が素晴らしく、心が奮い立つ歌詞になっているのです。

今でもふと気がつくと、メロディを口ずさんでいます。笑

そして、音楽だけではなく、主人公が様々な壁にぶつかりながら、苦難を乗り越えていくストーリーにも感動しました!

実は、主人公の「フィニアス・テイラー・バーナム(以下バーナム)」は実在した人物です。

彼はアメリカの興行師として活躍した人物です。

実在の人物の話だと思って観ると、ただの「エンターテイメント映画」で終わるのではなく、夢を叶えるストーリーがよりリアルに感じられました。

あらすじ

舞台は、19世紀半ばのアメリカ。バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、妻と子供たちの幸せを願い、様々な仕事に挑戦してきたが、失敗を繰り返していた。

そんな時、娘のある一言をきっかけにショービジネスを始めるようになる。

それは小人症や、結合性双生児、濃い髭の女性など、世間から隠れて生きている人々を集めてショーをさせる、いわゆる見世物小屋のようなものだった。

彼らのショーは瞬く間に注目されて大盛況となるが、批評家や一部の市民には批判され、抗議活動をする者も現れた。

ショーが軌道に乗った頃、バーナムは若手で活躍する劇作家のフィリップ・カーライル(ザック・エフロン)と出会い、彼を演出家としてスカウトする。

ある日、美貌のオペラ歌手・ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガーソン※以下ジェニー)と出会ったバーナムは、彼女の歌声に聴き惚れ、借金をして全米公演ツアーを敢行する事を決意する。

当初、批評家や上流階級の人たちからは好評だったが、バーナムとジェニーの関係が悪化し、ツアーは中止。さらに、フィリップに任せていた劇場は、反対派とのいざこざから放火され、全焼してしまった。

全てを失ったバーナムに、サーカスの団員たちは、サーカスを再建するよう説得する。

バーナムは、自分が何のために名声や成功を追い求めていたのかを思い出し、サーカスショーを再開する。

見どころ

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一番の見どころは、この映画の要でもある、ミュージカルシーンです。

全ての楽曲が、強いメッセージ性のある歌詞になっています。

そして、役者の方々が各キャラクターを魂を込めて演じ、歌っています。

中でも特に注目して欲しい曲は“This is Me”です。

この曲は、第90回アカデミー賞の主題歌にノミネートされました。

劇中ではサーカスの団員たちが歌っていますが、今まで彼らは世間から疎まれて生きてきました。そして、自分たちの欠点を恥じていました。

しかし、彼らはサーカスショーに出ることで、居場所を見つけることができたのです。

「私」は、他人に怯えたり隠れたりせず、堂々と生きていいんだ、愛される価値のある1人の人間なのだ、という歌詞がストレートに書かれています。

この曲を聴くだけで、ミュージカルシーンを思い出して今でも涙が出ます。

【グレイテスト・ショーマン】の名シーン

オープニングシーン

グレイテスト・ショーマン イメージ引用 : https://eiga.com

「映画」を構成する様々な要素の中でも、特に重要なのがオープニングです。

オープニングの出来次第で、観客の心をグッと掴めるかどうかが決まります。

『グレイテスト・ショーマン』はこのオープニングが素晴らしいんです。

まず、映画が始まる前の「20th CENTURY FOX」の画面でなんと、楽曲がいきなり入るのです。

ここで「え?」という驚きがあり、「次に何がくるんだろう?」と、思わず見入ってしまいます。

次に、パッと映像が切り替わり、舞台裏にいるバーナムのシルエットが映ります。

この時のバーナムのポーズが決まっててカッコいい!

そして、ステージに向かって歌いながら歩くバーナムを見て、鑑賞者は「今、ショーが始まる前だ」ということを理解できる演出になっています。

また、観客の足踏み、バーナムのステッキを持ち替える時、スポットライトが点灯する瞬間、馬の蹄が地面を踏みしめる音が、映像とマッチするよう効果的に使われており、幕が上がる前の緊張感と興奮を最高潮まで盛り上げる役割も果たしています。

それからどんどん映像が切り替わってゆき、ショーが始まります。

この時になると、自分がまるで実際のサーカスショーを観ているような気持ちになってきます。

これからどんな舞台が待ち受けているのか、楽しみにさせてくれるオープニングです。

余談ですが、バーナム役のヒュー・ジャックマンはこの時、鼻の皮膚ガンで80針も縫う大手術を受けていたそうです。

医者に止められていたそうなのですが、一度歌い始めたら歌わずにはいられなかったらしく、熱唱した結果傷口が開いて怒られたそうです。笑

それだけの魂が込められた迫力のシーンを観たら、熱くなること間違いなしです!

【グレイテスト・ショーマン】の名ゼリフ・名言

     “The nobelest art is that of making others happy.”

(最も崇高な芸術とは人を幸せにすることだ

この言葉は、映画が終わった最後に、セリフではなく文面として出てきます。

これは、実在したバーナム自身の言葉だそうです。

私は『グレイテスト・ショーマン』という映画は、この一言に尽きると思います。

お金、地位、名誉を失くしたバーナムが、立ち返ったのは「家族の幸せ」でした。

そして、バーナムが立ち上げたサーカスが団員たちにとっても家族のような存在になり、居場所となっていました。

そんな団員たちが演じるショーに、観客は魅了され、勇気づけられました。

バーナムは、見事にエンターテイナーとして大成功を収めることができたのです。

夢を忘れてしまった人に観てほしい

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ディズニーランドを創設した、ウォルト・ディズニーはこんな言葉を残しています。

If you can dream it, you can do it.

(夢を見ることができれば、それは実現できる)

彼もまた、バーナムと同じように事業で繰り返し失敗を重ねてきました。

「子供と大人が一緒に楽しめる場所を作りたい」

この思いが、ディズニーランドを創設したきっかけだそうです。

バーナムも同じです。最初は、「家族を喜ばせたい。幸せに生活してほしい」という小さな夢でした。

それが、事業が大きくなるにつれて、様々な壁が立ち塞がります。

それでも、バーナムは諦めませんでした。彼を駆り立てたのは、お金でも名誉でもなく、彼の夢への情熱です。

彼のその情熱に多くの人々が心を動かされていくのです。

今、私たちの身の回りにある全てのものは、誰かが始めた小さな夢からできています。

あなたにも、忘れている夢はありませんか?

また、心のどこかで「自分には無理だ」と諦めてしまっている夢はないでしょうか?

『グレイテスト・ショーマン』は、そんな心の中にしまった夢をもう一度思い出させてくれて、叶えることが出来ると教えてくれる映画です。

作品情報

原作 The GREATEST SHOWMAN
監督 マイケル・グレイシー
脚本 ジェニー・ビックス、ビル・コンドン
製作スタジオ チャーニン・エンターテインメント

シード・プロダクションズ

ローレンス・マーク・プロダクションズ

TSGエンターテインメント

製作国 アメリカ
上映時間 104分
出演 ヒュー・ジャックマン/ P.T.バーナム

ザック・エフロン / フィリップ・カーライル

ミシェル・ウィリアムズ / チャリティ・バーナム

レベッカ・ファーガーソン / ジェニー・リンド

センザイヤ / アン・ウィラー

キアラ・セトル / レティ・ラッツ

音楽 ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール、ジョン・デブニー、ジョセフ・トラパニーズ